FINIS MALORUM / SACRAMENTUM
スウェーデンのブラック・メタル・バンドの'94年リリースの5曲入りデビュー・ミニ・アルバム。初めて聴きます。疾走メロディック・ブラックです。疾走しながらギターのメロディが泣きまくり…ってほどでもないですが、ギターがメロディを奏でてます。DISSECTIONっぽいのですが、あそこまで楽曲がいいわけでもないし、メロディが映えているわけでもないです。Voはそれなりにかっこよく絶叫してます。バンドと共同プロデュースしているのはDan Swano。(純生)
PAKANA / SOULGRIND
フィンランドの男女Vo擁するブラック・メタル・バンドの'07年リリースの8th。HOLY RECORDSから。女性Voは元LULLACRYのTanya嬢。不協和音なメロディを奏でる変態シンフォ・ブラックな彼らですが、本作はちょっと違います。オープニングの"Throught The Gates Of Desperation"なんて、しっとりとおねいさんが歌い上げてくれるゴシック・メタル・ソングですよ。びっくりしたあまりに名曲指定です。気が付けば、メンバー全員が白黒メイクを止めていて、素顔になってます。まあ、2曲目からはきちっと速い曲で、シンフォ・ブラックをやってますけども。"The Second Over Tuoni's Realm"は彼ららしい変態メロディが炸裂で嬉しい。"Lost Gardens Beyond The Sunset"も正しいゴシック・メタル! タイトル・トラックはクレジットにLatin Voがゲストで3人も参加しているということで期待して聴いたのですが…どこにラテン・ヴォーカルが入っているのかよく分かりませんでした。曲もわりと普通に変態でした。(純生)
ENCYCLOPEDIA OF EVIL / BEWITCHED
スウェーデンのブラック・メタル・バンドの'96年リリースの7曲入りミニ・アルバム。聴くのは『DIABOLICAL DESECRATION』以来。本作はオリジナル2曲に、VENOM, BATHORY, MERCYFUL FATE, CELTIC FROST, BLACK WIDOWのカヴァーを収録してます。VENOMの"Warhead"は初めて聴いたVENOMの曲だったので、思い入れたっぷり。こんなにだらだらした曲をやっちゃうなんて凄い!と、若い頃に思ったもんです。今じゃ、だらだらした曲に囲まれて生活していますけども。MERCYFUL
FATEの"Evil"も大好きな曲です。曲展開はかっこいいし、ギターが暗黒にメロディアスですよね。CELTIC FROSTの"Circle Of The Tyrants"はOBITUARYもカヴァーしていましたね。ちゃんと、「うっ」って言ってくれますよ。(純生)