DIE EWIQUN STEINE / MENHIR
北欧出身っぽいヴァイキング・メタル・バンドの'97年リリースの1stフルレンス。この前にミニ・アルバムがリリースされているようです。で、ミニ・アルバムはケルト・メタルという話ですが(私は未聴です)、このアルバムはジャケットやバンド・ロゴこそケルト模様が配置されたケルトっぽいものですが、音的にはケルトは皆無です。女性Key奏者がいます。男性デス声と普通声のデュエットでして、Keyが前面に出たくさいメロディのヴァイキング・メタルといっていいのでしょうか?
普通声がのびがあって、なかなか美しい声なんです。あとKeyのメロディの美しさ、適度に疾走する楽曲がかっこよくて、私は合格を出しちゃいます。
(純生)
HATER OF MANKING / MISANTHROPE + KINGDOM
OF THE DARK / TORTURER
フランス出身でいて、HOLYレーベルの社長率いる変態ゴシック・メタル・バンド(今はメロデスみたいですが;)MISANTHROPEが、HOLY以前にINFESTというフランスのレーベルからリリースしたスプリットです。入手できて、とても嬉しい。まだ、メンバーも3人で、G/Voの人(たしか社長?)以外は1stとは違います。髪型もHOLYからデビューした時にはメタラーっぽく長髪なのに、まだ短いです。そしてサウンドはイントロが気持ち悪いだらだらしたKeyサウンドなのに通じるものがあるものの、普通なデス・メタルといった感じでしょうか。面白くはありません。まだ開花前なのでしょうね。TORTURERは4人組のチリのデス・メタル・バンドです。特に個性なし。MISANTHROPEと続けて聴くと、こちらの方がギターのメロディが映えているかなと。こっちの方がデス・メタルとしては、かっこいいかも; (純生)
LIBERTINE HUMILIATIONS / MISANTHROPE
HOLYレーベルの社長さんのバンド。フランス出身の4人組ゴシック・メタル・バンドの'99年リリースの5th。これまでの変なメロディはあるのだけども、曲が速くなって音の密度が高くなって、前作で聴けた華麗なメロディがなくなったかなあ。なんか、ブラスト・ビートしてるし。テクニカル・スラッシュ?
ベースの音がびよんびよんしてるのは相変わらず。疾走感があってかっこいいのですが、初期のどよんとした雰囲気はなくなってしまいましたね。いいものは何でもゴシック・メタルにカテゴライズしてしまう私でも、もうゴシック・メタルとカテゴライズするのも抵抗があります。一般的にはメロデスですね;
(純生)
FIVE WHEEL DRIVE / MISDEMEANOR
スウェーデン出身の女性ばかり5人のドゥーム・ロック・バンドの4曲入りシングル。5人のうち、4人まではサングラスをしているのですが、残りの1人は可愛い感じがします。演奏するメンバーが女性でも、動いてくれない限りどうでもいいんですけど、女性Voは力強くも可愛く歌っています。楽曲は特に個性はなくて、うねるリフで、のりのりのドゥーム・ロックという感じですが、元気があって適当に楽しめます。というか、やっぱり女性Voであるというのは、ポイント高いですよね。これが個性でしょう。私は気に入りました。
(純生)
SATAN'S WEPT / MOON
ポーランド出身のシンフォニック・ブラック・メタル・バンドの'98年リリースのアルバム。CHRIST
AGONYとメンバーが重なってます。サウンドがとてもクリアです。そしてギター・ワークがとてもかっこよく、Keyは輝いたり、ふぉあふぉあとアトモスフェリックな雰囲気を出したりしてます。そしてスピード感ある楽曲をやっています。遅い曲はなし。個性的ではありませんが、なかなか気に入りました。Video
Clipを1曲収録。楽曲そのままに、スピード感あるライヴ風で、かっこいい出来です。
(純生)