SPECTRAL MANIFEST / OMINOUS
 スウェーデン出身のスラッシーなメロデス。'00年リリースの1st。HOLYレーベルからのリリースだから買ったものの、かちっとしていて、かっこよさはあるけど、特に個性はなくて、非常に物足りません。HOLYからはこういうのは出さないでほしいです!という典型的なバンド。メロデスといっても、AT THE GATESみたいなスタイルなので、日本人にはうけなさそう。メロディ希薄だし。 http://www.omissa.com/  (純生)


PATOLOGIA GROTESCA / PURULENT

 おそらくはコロンビア出身のブルータル・デス・メタル・バンドのアルバム。特にコロンビアだからといって、遅れている・劣っているという点は見あたらず、かっこいい激烈なデス・メタルをやられています。Voもディープなデス声で迫力あります。しかし、特徴なさすぎなので、面白さはあまりないですね。何故か1曲のイントロでチェロが演奏されています。 (純生)


DEATH / THY SERPENT
 フィンランド出身のメロブラ。過去にはCHILDREN OF BODOMアレキシが参加したいたりもします。変態ブラック・メタルGLOOMY GRIMはここのDsのプロジェクト。最新作はHOLYから出ているSOULGRINDにも絡んでいます。他にもいろいろとプロジェクトに絡んでいるみたいです。これまでにアルバム3枚ぐらい?出ていると思いますが、これは'00年リリースの4曲入りミニ・アルバム。SPINEFARMから。がつがつとしたブラック・メタルらしい曲もありますが、私が気に入るのは哀しさがあるメロディが炸裂しているメロブラな曲。ギターとKeyのメロディがはもってしまうあたりは最高です。メロディ出しまくりで、これはもうゴシック・メタル的な泣き。なかなか気に入りました。 (純生)


ULTRA VIVID SCENE / ULTRA VIVID SCENE

 DEAD CAN DANCEの所属レーベル4AD。このレーベル買いをしている暗黒系マニアの方もいて、どうやら面白いレーベルらしい。4AD…私はDEAD CAN DANCEの他にも、コクトー・ツインズTHIS MORTAL COILというバンドのアルバムは既に聴いていて、なるほどレーベル・カラーがあって、暗いニュー・ウェイヴで女声が入っていい感じ。というわけで、中古屋でレーベル買いをしてみました。これがその1枚。しかし、聞こえてきたのは、男性Voの爽やかでいて、飛び跳ねた音のニュー・ウェイヴ・サウンドです; かなりどうでもいいぐらいに、つまらないです。このアルバムは、アメリカ出身の一人のミュージシャンが作ったとか。ちなみに日本盤で、ライナーには4ADレーベルのことも少し書かれていて、勉強になります。とりあえずTHIS MORTAL COILはレーベルのオーナーも在籍するバンドのようです。 (純生)


JOY 1967-1990 / ULTRA VIVID SCENE
 こちらは'90年リリースの3rdらしい。タイトルからしてベスト・アルバムかと思ったら、そりゃ'67年から活動していうわけでもないしで、そういうわけではないようです。上記のが一人で作ったのに対して、こちらは4人編成のバンドで作られている。ライナーには「そのおかげで、躍動感が出ている」と書いてあるのだが、確かにそうかもしれない。でも軽やかで、とことんポップなニュー・ウェイヴなのに変わりはなく、あまり面白くはありませんでした。 (純生)



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