CRUCIFY MY HEART / LULLACRY
フィンランドのゴシック・メタル・バンドの3rdです。今、ゴシック・メタルと書きましたが、このアルバムの1曲目"Alright Tonight"を聴いたとき、これ、ポップスっ!?かと思いました…(驚)。なんていうか…ノリノリなゴシック・メタルですね。あと、このバンドのヴォーカルのおねいさん、めちゃくちゃ良いですねー(色んな意味で…)。たまんねぇっす。 (クサブラメタラー)
EVERYTHING INVADED / MOONSPELL
ポルトガルのゴシック・メタル・バンドの'03年リリースのアルバム『THE ANTIDOTE』からの3曲入り先行シングル。タイトル曲はSingle
Editになっています。ここ数作の音の深みはなくて、音はわりとシンプル。曲もシンプル。その変わり、Voの吠えるところと普通声の歌い分けなどの、Voの良さがしっかりと伝わってくるような曲です。"Crystal Gazing"はやはりシンプルな音作り。もうちょっと元気な曲。"Darkening"はアルバム未収録曲です。 (純生)
EONS AURA / NIGHTFALL
ギリシャのゴシック・メタル・バンドの'94年リリースの4曲入りミニ・アルバム。どうしようもなくて、遅くてだらだらした音空間が広がっていて、これがこのバンドの醍醐味ですよ。気持ち悪い音色のギターが弾かれまくりですし。この前に2枚のフル・アルバムをリリースしているのですが、それらよりも美しさの要素がかなり多くを占めているのがいいです。NIGHTFALLのゴシック・メタルの完成型と言えるでしょう。近年ののりのりの彼らのアルバムなんて、聴いてらんなくなっちゃうね(笑)。そして、MANOWARの"Thor"のカヴァーをやっていますが、曲調こそはオリジナルに忠実で速いけども、音的にはだらだらさを極めていて、聴いていてすっきりしないところがいい。かっこいい印象的なギターのメロディはシンセがやっているのもその一因。MANOWARファンが聴いて、ダメ出ししてくれれば彼らも本望です。というか、昔のコピー・レター時代に、Heart
Of Steelのミドル・ネームを持つMANOWARファンがカヴァー目当てにこのミニを買って、ダメ出しをしてくれました(笑)。 (純生)
DREAMS D'AZUR / NOVEMBRE
イタリアのゴシック・メタル・バンドの'94年リリースの1st『WISH I COULD DREAM IT AGAIN』を'02年に再レコーディングして、ジャケットもタイトルも変えてリリースしたものです。12曲で70分もあって、聴いているとだれてきます;
短い曲もあるんですけど、OPETHをもっと美しくしたような感じでしょうか。曲展開の起伏はないけど、曲展開を持っているような曲。わかりにくいです。曲調はゴシック・メタルっぽくない速い目の曲が多いです。私はこのバンドはそんなに好きではないので、感想もこんな感じで淡泊です。つかみ所がないんですよね;
がつんとくるような曲も見つからないし。 (純生)
WISH I COULD DREAM IT AGAIN / NOVEMBRE
で、1stのオリジナルの方も持っていましたので、ついでに聴き比べして、感想を書いておきます。って、再レコーディングのもちゃんと把握出来ていないのに、比べることなんて出来るもんじゃないけど。ま、無理矢理。音はやっぱり、こちらの方がしょぼしょぼです。曲自体はなかなかいいんだし、再レコーディングしたくなる気持ちも分かります。ちょっとだけ曲名も違っているみたいですね。あっ2曲に別れている曲が再レコーディングでは1曲にしちゃっているんですね。 (純生)