SOUNDS OF BEAUTIFUL EXPERIENCE / ON THORNS
I LAY
2nd以降では女性Voを入れて、日本盤も出たりして、ぷちブレークすることになるギリシャのゴシック・メタル・バンドの'95年リリースの1st。未だ女性Voはいません。サウンドも2nd以降に比べると、だらだらはしているけど、深みはなく、シンプルです。だらだらしていても、美しいメロディが映えているのは、2nd以降に通じるものがあります。メインで歌っているのは弱い男性普通声Voで、デス声もそこに絡んできます。デス声だけによる曲で、疾走して、シンセが絡んできて、美しいギターが奏でられてしまうと、まるで初期SEPTIC
FLESHみたい。まあ、興味深い音源ではあるものの、このバンドが素晴らしいのは2nd以降です。また、ジャケットに合わせた紫のプラケースに貼られたシールによると、PHLEBOTOMYというバンドのメンバーが作ったのがON THORNS
I LAYだったんですね。'92年に7インチを1枚リリースしているデス・メタル・バンドのようです。こりゃ手に入らないすね;
(純生)
ONE SECOND / PARADISE LOST
イギリスのゴシック・メタル・バンドの'97年リリースの6th『ONE SECOND』からの3曲入りシングルです。ネットの方のHMVで、他のもののついでに、シングルが残っているので、ついでにオーダー。他のものの入荷が遅れて、じっと待っていたら、その時にはこのシングルが値下げされていて、100円で買えました。HMV良心的だねー。でも、ジャケット見たら、感想こそは書いていないものの、既に持っているような…;
まあ、アルバム未収録曲の"The Hour"も"Slave"も日本盤ボーナス・トラックとして入っていますけどね。そして、上品で大人しくて、あまり好きではありません。 (純生)
SECLUSION / PENUMBRA
フランスのゴシック・メタル・バンドの'03年に出された作品です。前作の『THE LAST BEWITCHMENT』と比べると、妙に、モダンっぽさがあって、それでいて、良い意味で、古臭さを感じる、シンフォニックなゴシック・メタルを、今回は、演っています。自分が、この作品を聴いた感想としては、前作の『THE
LAST BEWITCHMENT』程の衝撃は、受けませんでしたが、なかなかの上質な、シンフォニック・ゴシック・メタルを演っていると、感じました。この作品、確かに、良い作品なのですけど、自分的には、前作の『THE
LAST BEWITCHMENT』の方を、あまりにも気に入っていただけに、今回の作品『SECLUSION』を気に入るには、少々、時間がかかりそうです(大汗)。 (クサブラメタラー)
METAL BLADE RECORDS / V.A.
アメリカのMETAL BLADEレーベルのサンプラー。デス・メタルと普通のメタル主体です。初めて聴くのばっかり。でも私の趣味なのは少ないです。CYDONIAはSOILWORKみたいですね。アグレッシヴな部分と、メロディアスなコーラスが同居していて、いい感じ。デジタル音もちょっとだけ。AMON AMARTHは重厚なデス・メタルでかっこいいです。Voの低いデス声もいいすね。VEHEMENCEは緊張感漂う繊細かつ美しいメロディが溢れていますが、暗く重いメロデスです。Voのディープなデス声もいいです。他にはGOD DETHRONED, 40 GRIT, CHINCHILLA, TOURNIQUET,
SYMPHORCE, DISILLUSION, CATTLE DECAPITATIONを収録。それからVideo Clipが2曲収録されています。40
GRITは歌メロはエモーショナルなヘヴィ・ロック。今風ですか?
演奏シーン主体で面白くなし。EIDOLONは高速デス・メタル…かと思ったら、Voはハイトーンで歌っています。リフの鋭さはデス・メタルちっくなんですけどね。演奏シーンのみ。 (純生)