DEATH IN DESTROY / CHRISTIAN DEATH
なんかたくさんアルバム出しているんですね;
キング・オブ・ゴス…とされているバンドみたいです。まだよく分かっていませんけど。で、本作は'95年リリースのリミックス集のようです。いろいろな人達がリミックスを担当していますが、私が知っているのはMETALLICAのカヴァーでもお馴染み(てゆうか、懐かしい)DIE KRUPPSぐらいです。オリジナルはなんとなく淡々としてそうな楽曲がリミックスされることで、リズムが強調されて、メリハリが付いて、面白くなっているんじゃないかなと思います。正直、特にいい曲とかいうのは、見つかりませんでした。 (純生)
COMPENDIUM INFERNUS/ DIABOLICAL BREED
日本のWORLDCHAOSレーベルから'04年にリリースされたノルウェーのブラック・メタル・バンドの1st。ゴシック・メタル・バンドENSLAVEMENT OF BEAUTYのVoがこのバンドではドラムを叩いてます。本作は'02年リリースのの7曲入りデモをリ・レコーディングして、曲も追加したもの。とてもシンフォニックなのですが、突き刺さるように冷たい感じ。そして激烈なギター・リフを持っていつつも、メロディアスな部分もあり。Voは吠えまくり。ちょっと違うかもしれないけど、暴虐なのにメロディ溢れているという点ではデジタル化する前のDODHEIMSGARDみたいかなと思いました。ピアノを絡めて、じっくりと聴かせてくれるパートはいいです。 (純生)
THE DEKTA RELEASE / DIVISION ALPHA
HOLYから'01年にリリースされたフランスのデジタルなゴシック・メタル・バンドの2nd。1stはつまらなかったです。HOLYで一番つまらないアルバムに認定しちゃってましたね;
でも、最近はHOLYの大部屋を作った影響もあってか、HOLY再評価中。そんな意識もあるかもしれないけど、この2ndは面白い。のりのりなゴス/インダストリアルですよ。気に入っている理由には、私がそういうのも聴きだしたのもあるんでしょうけど。ただ、あまり個性的ではないかな。のりのりのデジタル・ビートだけでなく、混沌とした暗い音空間もあるところが、個性と言えるかな。良くも悪くもだらだらしてる。速い曲の方が好きです。あと1stも今聴き返せば、いいアルバムになるのかも。1st同様にビデオ・クリップ収録していますが、よく分からないデザイン的な画像で、全然面白くない。HOLYがこういうサービスをしてくれるのならば、このバンド以外でお願いしますよ; (純生)
SLEEPY BUILDINGS - A SEMI ACOUSTIC EVENING
/ THE GATHERING
Netherlands、「Gothic Metal の歴史の1つ」ともいえるバンドによる2枚目の
Live Albumです。『SUPERHEAT』はそれは素晴らしいLive Albumで、Liveでの実力を実証してくれたわけですが(彼らの
Official Live 音源が出た、ってそれだけで重大事件だったです)今回も期待しまくっていました。A
SEMI ACOUSTIC EVENINGというのが今の彼らを象徴してるようなタイトルでふむふむって感じ。数本のブートビデオでも確認してますけど、昔のメタル然としたステージはもはやないです。想像どうりの静かで、ゆっくりとした音世界。でも、いいんです、これで。アネクがいればそれでTHE GATHERINGなので。それで満足しちゃってます。スタイルを徐々に変化させていっても、アネクの声がのれば、あ〜ら不思議、ゴシックだわ〜(笑)。Hevey
/ Slow / Dark…という部分さえあれば、昔の重厚さ/音楽的な深みとか、深遠な
Gothic Metal的世界とかいうレベルまではもう求めてはいませんし。最近のTHE
GATHERING、ほとんどメタル色は薄れていましたので、特に
Acousticって要素はあまり強く感じず、最近のTHE
GATHERINGの一環として?聴いてます。1stから『IF_THEN_ELSE』までの曲から選ばれていて、特に"In Motion PartU","Shrink",
"Eleanor"には必要以上に意識を集中してしまいます。そしてこうして改めて聴くと『HOW TO MEASURE A PLANET?』の曲がホントいいなと思うわけです。Liveならではのダイレクトな呼吸、息遣いが感じられるアネクの歌唱がより素晴らしい。神秘性、繊細さ、穏やかさ、地球のような大きな雄大さで、全てを包み込む壮大なエネルギー、温かな母性…。そして、目玉はアネク加入以前の1st、2ndから3曲のリメイクです。Death
Vo Verをアネクの声でのリメイク! ということで素晴らしい出来栄えになってます。これだけで超重大事件です。アネクは、淡々と歌っているようでも、どこまでも情熱的。これをまた情感溢れる声で歌うんです。しかもあの頃を彷彿とする歌唱で。しかし、あの頃の曲をこうした形で聴ける日がくるとは…感激の嵐です。というわけで、かなり意味深いLive
Album になっています。 (えれのあ)
THE FUNERAL OF HEARTS / HIM
フィンランドのロマンティック・ゴシック・メタル・バンドの4th『LOVE METAL』からのシングル…アルバム先行シングルとしても出てますが(ドイツ盤かな?)、イギリス盤が別のフォーマットでリリースされました。CDは2種類出ているので、2種類ともゲット。ここで紹介するのはDVDシングルです。タイトル曲と"Join Me"のクリップ、それとメイキング・オブにフォト・ギャラリーを収録です。楽曲の良さもさることながら、見た目も映えるねー。この色男ってな感じです。2本とも白の冷たいイメージ。それから3曲の音源が収録されていますが、当たり前なのかもしれないけど、私のCDプレイヤーじゃ聴けなかったなあ。DVDプレイヤーで、TVから音だして聴いてます; "Lonely Road"のアコギ・ライヴ…この曲は未発表曲みたいですね。それとも誰かのカヴァーでしょうか。暗い曲です。そしてタイトル・トラックが2バージョン収録されています。 (純生)