A WAYFARE'S TEARS / GODSEND
ノルウェーのドゥーム/ゴシック・メタル・バンドの'97年リリースの3rd。HOLYレーベルからです。このバンドはEDGE OF SANITYのDan Swanoが1stからプロデュースして、クレジット上はメンバー扱いでないものの、1stではVoも担当していました。2ndでは専任のVoになり、Danはシンセを担当。そして、3rdにしてメンバー扱いに昇格しました!
Voとしても復帰しています。って、きっとクレジット上だけの話で喜ばしいことでも何でもないのでしょうけど。だらだらしたギター・リフですが、ノリのある曲調です。遅い曲もあります。でもHOLYの他のバンドに比べると、これといった飛び道具?もないので、HOLYの中ではかなりつまらないバンドの方に私は位置させています。でも、Danがあの艶っぽい普通声で歌ってくれとなると話は別、1ランク、2ランク、アップしますよ。魅力的でいい声です。本アルバムは途中タイトル・トラックの5曲からなる組曲が入っています。あまり印象は強くありません。またラスト3曲は初期の曲のようで、やたらドゥーミー。10分も続けられてしまうので、窒息してしまいそうです。こちらの方が本編よりも印象的かな。 (純生)
DEMO#1 / PSYCHO TO BLACK
KING GOBLINらが出演したドゥーム/ストーナー系のライヴで初めて見て、とても気に入り、300円で買ってきた4曲入りデモCDRです。恐ろしく重く、遅く、そしてVoが絶叫するドゥーム・メタル・バンドです。こういうの大好きです。ライヴでしか見てないけども大阪のGARADAMAっぽいです。ま、GARADAMAの方がもっと遅くて、一音一音を大事にしていて、狂気性もある。でも、このバンドも同じぐらいの狂気性を放つ可能性はあると思う。このCDRで聴けるのよりも、ライヴはもっと凄かった。Voの表現力も凄かった。またライヴも見たいです。 (純生)
DEMO 2004/DEMO 2003 / KING GOBLIN
都内を中心にするドゥーム・メタル・バンドの5曲入りデモCDR。ライヴを見た時に頂いてきました。ありがとうございます。ドゥーム・メタルというか、ドゥーム・ロックというのが適切な感じがするのは、ノリノリであるから。Voはデス声。たしか3人編成で、Dsがメインで歌っていたような。より遅く、より暗く…が趣味の私からすると、ちょっと元気良過ぎかな。だらだらしたパートがある曲、ラストの"Redrum"のようなとてもだらだらした曲もありますけど。(純生)