THE CUBE / SUPURATION
フランスのゴシック・メタル・バンドの'94年リリースの1st。REINCARNATEというレーベルから。この後にHOLYレーベルに移って、S.U.P.名義で本作もリマスターされ、ジャケットをちょっと変えて、2曲追加して、'97年にリリースされてます。まあ、オリジナルの方が入手出来て嬉しいなーって、わりとそれだけです(苦笑)。でも、オフィシャル・サイト見ると、未入手の初期のシングルとかミニとかもあるので、まだまだ物欲は満たされません。デジタルっぽい音のギター・リフによるアグレッシヴで暗いサウンドは個性的ではあるけども、映えないというか(笑)。こんなのは日本ではあまり好んで聴く人もいないと思う。フランスでは人気あるみたいですけど。改まった感想は特になしです。(純生)
DIGITAL DECEIT / AFTER FOREVER
オランダの女性Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'04年リリースの3rd『INVISIBLE CIRCLES』からのシングル。4曲全て未発表バージョンになっていて、インタビューもあります。未だ今の時点ではアルバムのほうは聴いてません。タイトル・トラックはヴァイオリンが入ってしまう優雅なイントロ。ドラマティックでじっくりと聴かせてくれる曲ではあるけど、シングルとしてはちょっと印象薄いかも。"Blind Pain"はAgressive Versionになっているけど、オリジナルと比べてどうなんでしょうね。ギターのリフは確かに鋭いし、前半はデス声のみです。(純生)
WORLD UNDER WORLD / GALADRIEL
スロバキアの男女Vo擁するゴシック・メタル・バンドの'04年リリースの5th。あらら、女性VoのSona嬢が脱退しちゃっていますね; てゆうか、GとB/Voを残して交替しちゃっています。でもゲストで他の女性Voは歌ってますので、4th『FROM ASHES & DUST』とサウンドには大きな違いがありません。メインで歌うのはデス声で、シンセ入りのアグレッシヴで元気のあるゴシックをやられてます。男性普通声のゲストは他に数人いて、オープニングの"Under The Wings Of The Fallen One"では曲のサビ部分で、女性Voも加えての躍動的なコーラスが印象的です。ただ、アルバム全体では女性Voの出番は明らかに減ってしまい、あまりうまくない普通男性Voが歌ったりしてます。うん、4thに比べるといまいちという感じ。"Sex In The Underworld"はデジタルなリズムを導入してて面白い。ラストの"The Grave Is The Last"は暗く重い曲で、ギターの泣きのメロディがとてもいいわ。ゲストの女性Voのおねいさんによるフルートと他のゲストのおねいさんによるヴァイオリンも入ってきます。ま、このアルバムも聴きどころは少なくないか。(純生)