FRAGMENTS / DAWN OF DREAMS
オーストリアのゴシック・メタル・バンドの'98年リリースの2nd。かなり以前にジャケとバンド名がゴシックっぽくて拾ったのですが、これが大正解。オーストリアっぽい?というか、SUMMONINGっぽい繰り返しのピアノのメロディ、メロディアスなフレーズを奏でるギター、デス声のVo…軽快なメロディを繰り返されることにより、はまります;
イントロに続く"Luna"が名曲ですね。次の曲以降も似たような曲が多いのはご愛嬌。逆に個性を確立している!と前向きに受け取ります。曲によっては普通声でも歌われてますね。普通声の"Eve"も印象的な曲。このピアノのメロディ、頭から離れなくなる…。今年の裏ベスト・アルバムの1枚に決まり。(純生)
IN THIS ROOM / THE 3RD AND THE MORTAL
ノルウェーのゴシック・メタル・バンドの'97年リリースの3rdフルレンス。女性VoはAnn-Mari嬢。リリース当時は音楽的に難解過ぎて、とてもじゃないけど感想なんて書けやしなかった。むちゃくちゃ気に入ったわけでもないけども、なんか普通じゃない凄いことやっているぞ!みたいな。でも今はそんな難解なことも充分に理解できる!なわけはなく、怖い物知らずなだけなのですけど。Kari嬢がいた頃に比べると、メタル度はなくなり、浮遊するような不思議なシンセの音が交差している。混沌としたサウンド。ジャズっぽかったり。こういうのをまとめて一言で言うと、ぐにゃぐにゃなプログレってことになるのでしょうか。Kari嬢も神がかり的な歌唱力だったけど、Ann-Mari嬢はもっと遠くに存在するような歌唱。この不思議なバックのサウンドにマッチしてます。シングル・カットされた"Stream"が一番分かりやすくい曲なのでしょう。Ann-Mari嬢が高らかに歌い上げてくれてます。ぐにゃぐにゃなのもいいけど、私は分かりやすい曲が好きかな。ピアノとしっとりとした歌メロが印象的な"Harvest"とか、ラストの暗い"Sleep"とか。(純生)
UNDERGROUND MOVEMENT VOLUME 1 - MILITIA PROMOTIONS
/ V.A.
アメリカのMILITIA PROMOTIONSというところが'03年にリリースしたコンピ。KADENZZAの"Kamikaze Blows"が収録されてます。1stからの音源ではなくて、デモCDRからの音源なのがマニア向け。で、他の収録バンドはというと、デス・メタル、普通のメタル、グランジ、パンクっぽいのとか、もうジャンルに統一性はなくて、何でも入っているみたいな。特に面白い曲はありませんでしたし、コメントをすべきのもなし。バンド名だけ記念に羅列しておきます。3AGAINST1, STRETCHER, STIFF KITTENS, FATE
SAID NO, MOTHER RUSSIA, RATBAG HERO, DUAL
EXHAUST, S.O.R.E., THE DIGITAL KILL, SUTURE
SEVEN, PARIS BY NIGHT, DEAD CLONE DISEASE,
BADD KARMA, SICKBOX。(純生)