EVIDENCE OF HEAVEN / FAITH AND THE MUSE
アメリカのエレクトリック・ゴシック・デュオによる'99年リリースのアルバム。アルバムは初めて聴きます。サウンドは軽いゴシック・ロック。ピアノとかも入ったり、シアトリカルな雰囲気もあり。ごく初期のメタルっぽさがないLACRIMOSAっぽいかも。アコースティックな楽曲やトラッドのメロディ入りの曲などはATARAXIAっぽさもあり。中世的な楽曲もあり。明るくなりすぎるとBLACKMORE'S NIGHTみたい。おねいさんの元気な歌メロがなかなか魅力的です。男性Voも曲によってちょっと入ります。楽曲はちょっと散漫しちゃっている気がするけど、おねいさんの歌があっての個性かなあ。(純生)
IONIA / SERENADES
イタリアのゴシック・メタル・バンドの'00年リリースの2nd。初めて聴きます。男性Voが暗い普通声でかったるく歌います。バックのサウンドは初期PEACEVILE風でありつつも、もうちょっと明るい目。アップテンポのPEACEVILLE風にしては速い曲もやっているし。繊細な美しいメロディがなかなかよし。男性Voがかなりやぼったいのが欠点っぽい気もするけども、いい意味で個性かなあ。私は個性と受け取ることが出来ます。まあ全体的には地味なゴシック・メタルではありますけど、気だるさは心地よさでもあるんです。"Hearted"とタイトル・トラックが名曲レベル。地味な曲だけど。(純生)
PALINGENESY / DIVISION ALPHA
フランスのゴシック・メタル・バンドの'07年リリースの4th。HOLY RECORDSから。これまで同様にデジタル音なゴシック・メタルをやられています。HOLY RECORDSの中では異彩を放っているけども、ゴシック・メタル界にしたらまあドイツのバンドっぽい?といった感じ。これまでに比べると、暗さが増幅されて、ヘヴィなサウンドになってきました。ギター・リフが凄く厚くて、そしてノイジー。重低音です。実は本作だけ聴いたら、曲によってはあまりデジタル音っぽくないのです。でも、うわ、凄く変わった!というよりも、うわー地味になったなーというのが正直なところ。無駄に白のスリップケース付き。即捨てます(笑)。気持ち悪い映像のVideo
Clip入り。(純生)